◎ 種まきカレンダー

種まきでもっとも大切なのは、適した時期に、

適した土地で、適した作物を育てることです。

様々なカレンダーを活用して、その土地にあった

カレンダーを作ってみましょう。

 

・月のカレンダー

現在、一般に使われているカレンダーは太陽暦と言って、地球が太陽の周りを回る周期を基にして作られていますが、昔から日本で使われていたのは太陰暦と言って、地球が月の周りを回る周期を基にして作られた陰暦と太陽暦を組み合わせたものでした。満月になると、土や作物の水分は満ちていき、新月には引いていきます。月の暦に添った種まきは、発芽や収穫が高まるのです。

 

・自然のリズムに添うカレンダー

春の訪れが遅い年や、夏が涼し年、雪が多い年・・・・といったように、巡ってくる季節は同じようで違うので、カレンダー通りに種まきしても、発芽がうまくいかないときがあります。

そんな時は、草木の新芽や開花の時期をみながら、自然のリズムに耳をすませて、「桜の開花とともに葉菜の種を蒔く」、「ねむの木が咲くころに大豆を蒔く」など、その土地に合った季節にタネを蒔けるようにしたいものです。

 

・バイオダイナミックカレンダー

シュタイナーが提唱した天体の運行に添った農事暦です。月が熱のエレメントにあるときは果菜類、月が光のエレメントにあるときは花、月が水のエレメントにあるときは葉菜類、月が土のエレメントにあるときは根菜類の農作業をすると、作物が良く育ち、収穫したあとの長期保存に適しています。

自然農畑の"和草(にこくさ)"では、和歌山の土地にあった"種まきカレンダー"を作り、バイオダイナミックカレンダーと照らし合わせて、種まきをしています。

 

自然農畑 和草(にこくさ)の種まきカレンダー
種まきカレンダー.xls
Microsoft Excel 36.5 KB